2019年、原点回帰。細胞がよろこぶ料理、届けます!

あけましておめでとうございます!

東京、浅草はとっても穏やかな陽気の元旦になりました。
毎月ここに帰ってきていますが、お正月にいるのはもう何年ぶりだろう。

お正月の思い出といえば、私にとっては「おせち作り」です。

実家は商売をしていて、当時の大晦日は夜通し営業していました。

なので、母は仕事にかかりきり。祖母がせっせとお正月の準備をするのを、
私たち姉妹3人が手伝っていました。

お餅をつき(餅つき機ですがね)、煮物を作り、伊達巻、黒豆、
栗きんとん、なます、酢蓮にきんぴら、お雑煮に、おしるこ用のあんこ。

紅白歌合戦を見ながら、はんぺんを裏ごししたり、材料が足りない!って買い物に走ったりしたっけなあ。

おせち作りの手伝いをしなかったら、料理に興味を持つこともなかったかもしれません。手料理が楽しい、という原体験をさせてもらったことが、今の仕事に繋がっているなあ、と思います。

ただ、当時のお正月準備の中で一番印象的だったのが、使う砂糖の量の多さだったのです。

いくつも買って、この袋がどんどん小さくなっていったのを覚えてます。

私が結婚した15年前ごろには、作り手がなくなって(祖母が祖父のことで忙しかったため)、実家も「買ってくる」おせち料理が定番になっていました。

ところが今朝、お年玉のように目の前に登場してくれたのが、

おばあちゃんのお煮しめ。そして、

きんぴらごぼう。

使うのは、野菜と醤油、塩、ごま油。きんぴらには少しの七味とゴマ。

シンプルな味付けで、食べると心底ほっとする、懐かしい味でした。

 

祖母は福島県の出身。本人は、「おばあちゃんのは田舎料理だから。」って言うけど、どんなお料理よりも美味しいものがここにある!って私の体が大喜びしました。

 

北国の食には、日本人が健康に生きるための知恵が消えずに残っている部分が多いそうです。寒さの厳しい地域では、体を温かく保つために、塩を効かせて食べます。

つぶつぶ料理の基本も同じ。伝統製法の海の塩を、適切にしっかり摂ります。

私の原点である「おばあちゃんのおせち料理」に、今の私が信頼している食の知恵があったことが、とてもとても嬉しかった、2019年元旦です。

手料理の美味しさ、楽しさ、体が細胞から喜ぶ料理を、今年もたくさんお伝えします!